2007年09月03日

保護期間延長問題

週の後半って、いつですか?(自己ツッコミ終了)

著作権問題、外圧ではなく「日本モデル」の模索を
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/event/2007/08/24/16689.html
著作権の“日本モデル”は可能か――保護期間延長問題
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0708/24/news037.html

70年延長問題は、平成19年中に具体的な方策を決めるんでしたっけ。このトークイベントの内容って、どれくらい聞き入れてもらえるんだろう?
業務レベルで、古い資料の電子化を著作権を気兼ねせず行えるようになるまで、今より20年余計にかかると想像するとぞっとする、とか、つぶやいたらマズいんだろうなぁ。まぁ、そんな美しくない話はおいておいて。
70年延長の問題で、わからないこと、疑問に思ってることはいろいろあります。今回のトークイベントのニュースタイトルになってる外圧云々もそーですよねー。なんで外国の例に従わなくてはいけないんかな?で、もし、70年にして、ミッキーマウス君の70年が過ぎてアメリカが100年に延長したら、日本も100年にする気なのかね?そのへんのビジョンはどうなんですか。
これもすでにネタにあがってたけど、延長を主張されてる人々は、自分が他の人の作品を利用する側の立場にたったときは、どう考えてるんですかね。三田君が星の王子さまを翻訳しちゃったから、もうぐだぐだだと感じます。70年を主張するなら、自分だけはあと20年我慢してほしかったとか。他の人々にしても、利用する立場を想像してるのか実に疑問です。
別にですね、延長を希望しないからって、著作権の侵害を希望してるわけではないんですよ。当ったり前ですが。死後50年は守るわけで、その20年が一体どんだけクリティカルなのかが理解できない。
著作権法って、文化の生産を促進するために、不当な不利益をこうむらないよう規定して、新しい文化の生産を阻害しないように、必要に応じて著作権の制限を規定してるのだろうと、僕は思います。それを根幹として、今の著作権法で想定されていない部分をどう考えるのか。今、議論を重ねて、とりあえず20年延長がその解決策ではない、ということが、共通認識になりつつあるのではないでしょーか。たしかに、じゃあどうするの?という部分は見えてないにしろ、どんなシステムを作っていくにせよ、延長すればええってもんじゃない。話は延長とは別の、新しいシステム作りのほうに、シフトしつつあるんですよね?
posted by 川蝉 at 23:05| Comment(2) | TrackBack(0) | 図書館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
思ってたことなんですけどね、別に偉いさんも「なんとなくで延長したほうがいいんじゃね?」で、延長を掲げているような気がするんですよ。

そもそも、著作権を放棄している、または、亡くなられた作家さんの処まで、いちいち何かしらのお伺い立てなきゃ為らないことに対して、どんだけ労力やら銭がかかるんだと。著作権を守るために銭の縛りを考えたシステムのアーキテクチャ自体が破綻してんじゃないのかと。

文化の保護なんてのは大義名分、只色々とめんどくさいことが増えてきそうなので、「何となくで延長」しているのに1000ハラタイラかけてもいいぞ、私は。
Posted by 夜雀亭 at 2007年09月04日 21:57
多分、延長を言ってるお偉いさんに限って、お伺いたてることも思いつかずに阿呆なことやる人がいると思うなー。
文化審がおもしろいことになってますね。知らずに書いたのですが。
Posted by 川蝉 at 2007年09月06日 22:44
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